FMポート「PEOPLE」 (5.21放送分)

 地元のFMラジオ局に出演し、30分ずつ5日間放送されました。FMポートのPEOPLEという番組でした。5月10日に録音があり、5回分を一度に取りました。最初のうちは元気だったのですが、3時間近く話し続けたため、脳が酸欠状態になり、後半部分は何を話したのか思い出せないくらいでした。

ナビゲーターは下町生まれの島田順子さんでした。

島田   PEOPLE 今週のセカンドハーフのお客様は、

      今日はですね、裸足に運動靴で

      おいでいただいたんですが、

      なんとなく自然児という雰囲気がたまらなく魅力的な、

      稲垣動物病院の稲垣仁さんです。

 

島田   稲垣さんようこそおいでいただきました。

      今週1週間よろしくお願いいたします。

稲垣   あ、よろしくお願いします。

島田   動物のことから稲垣さんのことまで、

      根掘り葉掘り聞きたいと思いますので、

      覚悟していただきたいと思います。

稲垣   はい。

島田   いつも割とラフな格好でいらっしゃいますよね。

稲垣   そうですね。基本的には白衣かジャージか…、

      あと外に出る時にはその辺にあるものを…。

島田   スーツとかはあんまり…?

稲垣   そうですね…。

      だいたいスーツは黒いの1着と…

島田   冠婚葬祭用と…。

稲垣   もう1着くらいしか持っていないんです。

      21くらいのときに買ったやつなんですけどね。

島田   あんまり好きじゃないんですか、

      そういう硬いやつって。

稲垣   うんまあ、ネクタイ締めると、

      首の周りが痛くなるんで…。

島田   ハハハハ。非常にイイ感じであります。

      えー、稲垣動物病院というからには、

      その話から行きたいと思うんですが…。

      開業してから何年になりますかね。

稲垣   今年の春で4年を過ぎたところですかね。

島田   患者さんというのは、犬猫が中心ですか。

稲垣   ハハハハ。そうですね。

      あそこでキリンとかいうのはなかなか来ないですからね。

島田   ハハハハ。そーじゃなくって。

      でも、キリンが来たらびっくりしますよね。

稲垣   そうですね、本町で噂になりますよね。

島田   でも、キリン飼っている人いるのかな…。

      こーいう話で盛り上がるんじゃなくて…。

      最近小さい動物飼っている人多いですよね。

稲垣   ああ、ハムスターとか多いですよね。

島田   種類としてはそれくらいですか。

稲垣   まあその辺くらいですよね。爬虫類飼って

      いる人も多いと良く言われているんですけど、

      土地柄年配の方が多いので

      スタンダードなものが…。

島田   やっぱり場所によって、

      ぜんぜん違うものなんですかね。

      お客さんというか患者さんは…。

稲垣   新潟市内の動物病院で、

      猫が多いのはうちの病院くらいみたいですね。

島田   あー。選んでるわけじゃないんでしょうけどね。

      集まってきちゃうんですか。

稲垣   やっぱり、老人と猫と言うのは、

      なんとなく合うじゃないですか。

島田   土地柄ね。下町はね…。

稲垣   1件で20匹とか飼っている家があるから…、

      頭数で言うと猫が多くなっちゃうんですよね。

島田   そうですよね…。

      どこからどこまでが獣医さんの範囲とか

      難しいですよね。家畜もそうでしょ。

稲垣   ええ。

島田   そうですよね。豚、馬、キリン…。ハムスター…。

稲垣   水牛とかね。

島田   金魚とかは違うんですか。

稲垣   一応魚も範疇には入っているんですけど、

      来たら看なきゃいけない動物っていうのが

      決まってて…。

      魚は一応看なくても良いという事に…。

島田   そう考えると守備範囲広いですよね。

稲垣   そうですね。人間以外ですよね。

島田   人間はだめなんですか。

稲垣   人間はだめですよね。たまに来ますけどね。

      猫に噛まれたっていうおばあさんが来て…。

島田   それは違うでしょ。

      猫に噛まれて自分を看てくれって…。

稲垣   それはどうしようもないから、

      近くの病院に行ってくれって言ったんですけどね。

島田   ふーん。

      えー、じつは私の猫も

      看てもらっているんですけれども…、

      先生は…、稲垣さんは猫と話をしますよね。

稲垣   いやあれは、さっきもちょっと言ったんですけど。

島田   ああ、打ち合わせの時に…。

稲垣   たとえば人間が他の国、

      言葉の分からない国に行った時に病気になって、

      注射を打たれた時、黙って打たれたら

      怖いじゃないですか。

      通じようが通じまいが話ながら打ってくれたほうが

      良いでしょ。

      だから、とりあえず話すようにしているんですよ。

島田   はーん。じゃあ別に猫語とか犬語ってわけじゃ…。

稲垣   でも、声の高さくらいは変えているんです。

島田   え、犬と猫で?

稲垣   うーん。猫はね、猫なで声って言うくらいで、

      わりと喉から声を出すっていうか…、

      穏やかな声が好きですし…。

島田   ほーん。

稲垣   いやー、勝手に思っているだけなんですけどね。

島田   聞いたんじゃんないんだ、猫に。

      自分的にね、そういう判断で…。

      確かに犬の方が「バウ!」って感じですもんね。

稲垣   犬の方が、しっかりした言葉が

      好きなんじゃないかって…。

      だから、たとえば注射を打つ時だって、

      猫は『ハイ。痛くないよ…』って言ったほうが、

      おとなしくなるような気がするし…、

      犬だと『ハイ!』と言った方がピタッと止まる

      ような気がするというだけの話なんですけれども…。

島田   えー、犬と猫のリスナーの皆様からも

      お便りいただきたいと思います。この件について。

稲垣   ええ、ぜひ。

島田   では1曲聞いていただきます。この曲です。

 

2001-06-01

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