新潟県中越沖地震―柏崎市に行ってきました2 2007.07.26 以下の記録はまったく個人的なものです。もっとひどい被害を受けた地域がある事も承知しております。自分自身が短い時間で体験したことに基づいて書いたものですが、何かの役に立つかもしれないと思いHPに掲載する事にしました。ご了承ください。 今日は4名の獣医師が参加予定でしたが、大雨のため長岡J.C-西山I.C間が上下線とも通行止めになったので、全員が集合したのは12時近くになってしまいました。 私は高速に乗ってすぐに通行止めを知り、巻潟東で下りて116号線で柏崎入りしました。途中工事のため片側交互通行のところが数箇所あり、2時間半かかってしまいました。 一時預かりは、小学校のモルモット1匹。里親募集の有償引き取りのシーズー2匹。(被災犬引き取り希望の連絡がすでに入っているので、すぐに新しい飼い主さんが見つかるだろうとのことです) フードの提供は6件、ウサギの相談が1件ありました。 市民の方からの中型犬用ゲージ寄付も1件ありました。 19日(木)に保護した迷子犬は、飼い主さんが見つかり23日に引き取られたそうです。 FMで巡回する場所と時間を放送してもらってから、避難所を巡回しました。市の広報放送については市民から細かいことを放送しすぎるとの苦情があったため自粛しました。 1時 鯨波コミュニティーセンター (K先生・M先生) 相談:0件 避難所にフードを置いてこようとしましたが断られました。 1時半 大洲コミュニティーセンター(K先生・M先生) 相談:0件 フードを置いてきました。 3時 半田コミュニティーセンター(稲垣・m先生) 放送を聴いて、待っている方がいました。 相談:4件(犬1件、猫1件) フードの提供:4件 希望があったため、フードを置いてきました。 相談内容:猫がおびえて家に入りたがらないし、尿閉になってしまった。(地元の動物病院で治療済) 3時半 半田小学校(稲垣・m先生) 放送を聴いて、待っている方がいました。 相談:4件(犬1件、猫1件、ウサギ1件) フードの提供:4件 希望があったため、フードを置いてきました。 相談内容:犬の腰が抜けてしまった。 ウサギのフードが欲しい。 帰りは高速が開通し、渋滞も無く1時間半ほどで帰宅することができました。 現地で声をかけられたのですが、うちに来ている飼い主さんや、ボランティアに来ていた自宅の隣家の息子さんでした。 みんな自分ができることをしっかりやっているのだと感じ、頼もしく思いました。 現地での活動のうち、窓口での相談は件数も減ってきており、各避難所での聞き取り調査は、おおむね終了しました。 現地動物相談窓口への、県獣医師会の開業獣医師の参加は今週日曜日で終了とすることになりました。 日曜日からは、柏崎保健所が窓口となり、一時預かりの受付、フードの配布を行うことになります。 柏崎市近辺の方で、ペットに関する相談のある方は下記にご相談ください。 柏崎動物救済本部 (柏崎保健所前) 電話:080-6591-6982 |
2007-07-26