授業

1年をふりかえって反省したりするにはまだ少し早いのですが、今年は4回も小学校や中学校で特別授業をする機会がありました。

協力隊からの要請で、現地での活動について語るというのが3回と、近所の中学校に頼まれて獣医という職業について語るというのが1回でした。

協力隊から帰って来てもう8年。何で今頃そういう話が来るのか分かりませんが、たぶん平日の午後に暇がつくれるOB隊員がいなかったというのが真相かもしれません。

6月から7月にかけて毎週3回。先々週には新発田市の中学校にまで行ってきました。

昔、1年ほど学習塾の先生のバイトをしていた事もありますし、未だに1年に1回は子供向けの芝居をやっているので、子供の前で話す事はそう苦ではないのですが、ただ1時間しゃべり続けたら確実に飽きられてしまいます。

ラオス時代の写真を探し出し、スキャナーでパワーポイントに取り込んで、授業にのぞみました。

その甲斐あって、結構みんな熱心に聞いてくれていたのですが、ある中学校に行った時は、昼ご飯を食べてすぐの時間で、先生が気を利かせて暗幕まで閉めてしまったため蒸し暑くなり、半数の生徒が寝ていたこともありました。

後で授業の感想文を送ってくれたりしたのですが、なかなか面白いものもありました。

小学生では、私がラオスから来たと勘違いしている子がいて、「ラオスに帰っても、がんばってください」というものが何通かありました。

意外だったのは、寝ていたと思っていた中学校からの感想文が一番多かったことでした。(寝たふりして、結構聞いていたんだ…)

「今まで協力隊に行くような人は、オキラクな人ばかりだと思っていましたが、今日の話を聞いて、そうでもないと思いました。でも単に話術にだまされているだけかもしれませんが…」なんて事を書いてきた奴がいました。

ナ・マ・イ・キ! (でも、そういうこと言う奴って嫌いじゃないよ)

 

2003-11-17

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