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新潟県中越地震―十日町市にも行ってきました 2004.10.28 以下の記録はまったく個人的なものです。もっとひどい被害を受けた地域がある事も承知しております。自分自身が短い時間で体験したことに基づいて書いたものですが、何かの役に立つかもしれないと思いHPに掲載する事にしました。ご了承ください。 小千谷の集落も十日町のペットショップも公的機関に頼らずに避難しているケースであり、公的避難所に避難している方たちの状況とは違うと思いますので、誤解の無いようお願いします。 昨日の小千谷市行きに引き続き、今日は十日町市に行って来ました。 避難している人達の犬や猫を無料で預かっている十日町駅近くのペットショップがあり、そこで預かっている動物の診療に行って来ました。 十日町市にも動物病院はありますが、動物病院の先生自体も被災者ですので、おせっかいかもしれないと思いつつ、ちょうど休診日だったので行って来ました。 犬15頭を野外で診察しました。天気が良く、協力隊でラオスに行ったの時の事を思い出しました。幸い地震のために怪我をしたという子はいませんでした。ストレスのためか8頭くらい食欲がなく、そのうちの3・4頭が下痢をしていました。 行きは状況が分からず、高速を使わずに海沿いの道で柏崎に出たため4時間近くかかりましたが、帰りは柏崎から高速に乗り3時間くらいでした。 柏崎から十日町までの道は、252号線が通行止めのため353号線を使い、高柳町―松代町経由で行きました。結構大変な山道でしたが、普段市内しか乗っていないうちのワゴンRは目いっぱいがんばってくれました。 あまり他の車は通っていませんでした。遠回りになりますが高速で上越まで行き、253号線で行く方が道が良かったのかもしれません。 私が見た限り十日町市内では倒壊している建物はなかったように見受けられました。でも、壁にひびが入り、窓ガラスが落ちている家は多く、建物の中は散乱しているようでした。 私が行った所では電気・水道は回復していました。水道水はまだ濁っていて飲める状態ではありませんが、それを覚悟すればシャワーくらいなら使えるとの事でした。飲料水や食料は足りているようでした。 |
2004-10-28