マイケル 今日のアミーゴは、青年海外協力隊OBで獣医師の  稲垣 仁さんです。

佳奈   ラオスに赴任されていた稲垣さんなのですが、現在は新潟市に?

稲垣   そうです。本町13番町で動物病院をやっています。

佳奈   なるほど。動物のお医者さんっていうと、私実は小学生の時に文集に書いたんですけど…。うちのディレクターもそうなんですけど。数学どうしてもダメでね。そういうのを知った時には、アチャって思ったんですが。

稲垣   いざなってみると、数学は全然必要ないんですけどね。薬の割り算とか、それくらいできれば良いんじゃないですか。

佳奈   そうなんですか。まーどういうことなんでしょうかね。

マイケル もう1回チャレンジ。

佳奈   チャレンジしようか…。稲垣さんはなぜ獣医さんを目指されたんですか。

稲垣   うーん。なぜと言われると、なぜでしょうかね。まあ小さい時から犬もネコも飼っていましたから、いるのが普通だったし…。まあ、あと…ちょっときれい過ぎるけど…。小さい時、妹と遊んでいた時に、自分ちで生れた子猫を踏み潰しちゃった事があって…。血を吐きながら死んでいく猫を見て…。かっこ良く言うとその子に誓ったというか…。

二人   ふーん。

稲垣   でもまあ、それは後からつけた理由みたいなものですけどね。気が付いたらなっていました。

マイケル 潜在意識に入っちゃうんだよね

佳奈   私もペットを飼っているんで、ものすごく期待しちゃいます。獣医さんはなんでも出来るんだって・・・。

稲垣   なんでも出来るわけじゃないですけど。

マイケル たとえば僕のグッピーが具合悪いんだけどなんて。

稲垣   魚はちょっと…。魚と虫はちょっと勘弁して欲しいですね。

マイケル 虫とかね。飼ってる蚊が具合悪いとか。

佳奈   変わった患畜を連れて来られる方もいないわけではないと思うのですが。

マイケル 僕の故郷ではね、南アフリカのオーストリッチを飼ってたんですね。

佳奈   カバンになる?

マイケル そう。カバンになる。獣医師が研究しなくちゃいけないよね。急にオーストラリアにアフリカの動物が来て面倒見てくれっていってもね。

稲垣   でもそういう変わった動物だと、意思疎通が出来ないんじゃないですかね。

佳奈   やっぱり話し掛けることが大事なんですか。

稲垣   やっぱり、そうだと思いますよ。だから注射を打つときにも…。たとえば自分がね、見ず知らずの外国に行って、病気になって病院に行った時に、何にも言わないでブスッと注射をされたら怖いじゃないですか。

マイケル 怖いね。

稲垣   でも、たとえばドイツ人でもなんでも、わかんない言葉でも良いから優しそうに言って打ってくれたら、安心でしょ。だから一応、普段も動物に通じないだろうと思いつつも、ネコにもイヌにも話し掛けながら打ったほうが良いと思っているんですよ。

マイケル 低くゆっくりと、安定感を感じるような…。「こんにちは、でかい注射打つぞ」って

稲垣   翻訳機も出来たみたいですしね。バウリンガルとかいって。

佳奈   ああ、イヌのね、首輪のところに付けてっていう。

マイケル なにそれ

佳奈   イヌの声を翻訳するっていう…。

稲垣   オモチャの会社が出したんですよ。200語くらい分かるそうですよね。

マイケル え、あるの。

稲垣   ええ、すごく売れてるらしいですよ。欲しいんですけど、今イヌを飼っていないから…、自分に付けて練習すれば良いかななんて。

佳奈   私それの男の人バージョンが欲しいですね。本音が聞きたいみたいな。

マイケル ああ、なるほどね。でも、イヌがしゃべったら大変だね。「何だよ、散歩もう終わったのかよ」

佳奈   「今日の飯はまずい」なんて言われて。

マイケル あと、「もう1回くらい生みたいんだけど」とか。

佳奈   本当に色々とお話が弾んでしまいますが、あっという間にお時間の方が

稲垣   あ、そうですか。じゃあ、明日も来ましょうか。

佳奈   ぜひ、またいらっしゃってください。第2弾。今度はペットを持ってきて…。

稲垣   明日休診ですから来れますよ。

佳奈   アハハ。じゃあぜひお茶を飲みにいらっしゃってください。では曲を紹介していただけますか。

稲垣   じゃあ、ブームの「風になりたい」ですね。これもパレードの時にやった曲です。

マイケル 今日のアミーゴは、青年海外協力隊OBで獣医師の  稲垣 仁さんでした。ありがとうございました。

稲垣   どうも、ありがとうございました。

2002-11-11

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